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鍼灸専門治療院 feel横浜本院 スタッフブログ
2026年03月26日

筋肉痛と乳酸は別物。。血流改善はどちらにも大事

肩こり
セルフケア・メンテナンス

乳酸のお話が出たところで、筋肉疲労のお話です。
我々一般人が運動すると筋肉痛になります。では、筋肉痛と乳酸は関係あるのでしょうか?

現在の研究では、
筋肉痛と乳酸はほとんど関係がない
ことが分かっています。

乳酸はすぐに体から処理されるもの
激しい運動をすると、筋肉で乳酸が作られます。
これは、
・短距離走
・スピードスケート
・筋トレ
・全力運動
などのときに増える物質です。

しかし乳酸は、
・血流によって運ばれ
・エネルギーとして再利用され
・肝臓などで処理される
ため、運動後30分〜1時間程度でほぼ元の状態に戻ります。

筋肉痛の原因は乳酸ではありません。
運動した翌日や、2日後に出る筋肉痛は、遅発性筋肉痛(DOMS)(Delayed Onset Muscle Soreness)
と呼ばれ、主な原因は次の3つです。
①筋繊維の微細な損傷
特に、
・久しぶりの運動
・慣れない動き
・強い筋トレ
のあとに起こりやすくなります。

②炎症反応
傷ついた筋繊維を修復する過程で、
・炎症物質が放出される
・神経が刺激される
これが、痛みや腫れ、熱感の原因になります。

③筋肉の張り・硬さ
損傷部位を守ろうとして、
・筋肉が緊張する
・血流が低下する
ことで、動かすと痛い状態になります。

「運動直後のだるさ」と「筋肉痛」は別のもの
ここは重要なポイントです。

●運動直後の重だるさ・力が入らない→乳酸・エネルギー枯渇・代謝変化が原因
●翌日〜2日後の痛み→筋繊維の損傷と炎症が原因

つまり、
乳酸=疲労感
筋肉痛=組織のダメージ
という、別の現象です。

遅発性筋肉痛の回復を早めるには?
重要なのは血流の改善 です。

おすすめの方法:
・軽い運動(ウォーキングなど)
・ストレッチ
・入浴(湯船につかる)
・体を冷やしすぎない(強い炎症や腫れがある場合は、初期に軽く冷却することもあります)

鍼は筋肉痛に効果がある?
鍼は乳酸を直接取り除く治療ではありませんが、次のような作用が期待できます。
・筋緊張の緩和
・局所血流の改善
・炎症の回復促進
・トリガーポイントの改善

これにより、
・痛みの軽減
・可動域の改善
・回復の促進
が期待できます。

特に、
・筋トレ後の張り
・スポーツ後の疲労
・久しぶりの運動後の強い筋肉痛
などに有効です。

まとめ
「筋肉痛は乳酸が溜まるから」というのは、現在では誤解とされています。
・乳酸は運動後すぐに処理される
・翌日の筋肉痛の原因は、筋繊維の微細損傷と炎症
・回復のポイントは血流改善

鍼は筋肉の状態を整え、回復をサポートする方法の一つです。




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