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鍼灸専門治療院 feel横浜本院 スタッフブログ
2026年03月26日

疲労物質「乳酸」とは?我々の生活に関係ある?鍼は有効?

自律神経
セルフケア・メンテナンス
鍼治療


オリンピックが終わったと思ったらWBCと、スポーツニュースが続き、若干燃え尽き気味の稲岡です。

オリンピックのスピードスケートなどの中継で、
「乳酸が溜まっていますね」
「後半は乳酸との戦いです」
という解説をよく聞きました。

では、この「乳酸」は、私たちの日常生活にも関係があるのでしょうか?
そして、疲労回復に鍼は役立つのでしょうか?
今回は、乳酸について解説します。

乳酸とは何か?
筋肉を動かすとき、体はエネルギーを作っています。
通常は酸素を使って効率よくエネルギーを作りますが、
・短距離走
・スピードスケート
・全力の運動
のように、酸素の供給が追いつかない強い運動になると、体は別の方法でエネルギーを作り、そのときに生じるのが乳酸です。

乳酸が増えると体に起きること
乳酸が増える状況では、筋肉の中で次のような変化が起きています。
・筋肉の環境が酸性に傾く
・筋肉の力が出にくくなる
・動きが重くなる
・スピードが落ちる
スポーツの後半に「脚が動かない」と感じるのは、このためです。
※最近の研究では、乳酸そのものが悪いというより、運動による代謝環境の変化が疲労の原因と考えられています。

日常生活でも乳酸は関係ある?
実は、乳酸は特別なものではなく、
・歩く
・家事
・仕事
・姿勢を保つ
といった日常生活でも、常に作られています。

ただし通常は、
作られる量 = 体が処理する量
となるため、溜まることはほとんどありません。

日常で「乳酸が増えやすい」状態
激しいスポーツをしていなくても、次のような場合は乳酸などの代謝産物が処理されにくくなります。
・長時間のデスクワーク
・立ちっぱなしの仕事
・同じ姿勢の継続
・筋肉の緊張(肩こり・腰こり)
・冷えや運動不足
・ストレスによる血流低下

このような状態では、
だるい・重い・疲れが抜けない
といった症状として現れます。

つまり、日常の疲労では
乳酸そのものより「血流の悪さ」と「筋緊張」
が大きく関係しているのです。

疲労回復のポイントは「血流」
乳酸などの代謝産物は、
・血流によって運ばれる
・エネルギーとして再利用される
ため、回復のカギは血流改善です。

セルフケアのポイント:
・軽いウォーキングやストレッチ
・入浴(湯船につかる)
・体を冷やさない
・長時間同じ姿勢を続けない

鍼は疲労回復に有効?
鍼は、乳酸を直接「取り除く」治療ではありませんが、次のような作用が期待できます。
・筋緊張の緩和
・局所血流の改善
・トリガーポイントの改善
・自律神経の調整

その結果、
・だるさが抜ける
・筋肉が軽くなる
・回復が早くなる
といった変化につながります。

スポーツ選手だけでなく、
・慢性的な肩こり・腰こり
・疲れが取れない
・デスクワーク疲労
といった日常の疲労にも有効です。

まとめ

オリンピックでよく聞く「乳酸」は、激しい運動のときに増える物質ですが、日常生活でも常に作られています。
ただし、日常の疲労では、
乳酸そのものよりも
血流の低下や筋肉の緊張が大きな原因
です。

鍼は血流と筋肉の状態を整えることで、疲労回復をサポートする治療です。
「疲れが抜けない」「体が重い」と感じる方は、体の循環を整えるケアを取り入れてみてください。



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