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腸腰筋

2013-10-09 16:15:00

皆様、こんにちは鍼灸マッサージ治療院feel横浜本院 加藤です。
だんだんと涼しくなったと思ったら、暖かくなり、今年の冬はどうなってしまうのでしょうか?
やはり涼しくなり出した頃、ぎっくり腰の患者様が増えているようです。
先日、治療させていただいた患者様のお話です。
その方は、来院前日に椅子に座った姿勢から立ち上がる動作で腰痛が出てしまいました。
歩いて来院されたのですが、症状は以下の通りです。
・時間はかかるが立ててしまえばその方が楽で、座位が長引くほど立ちにくい。
・一ヶ月前から重たくなったり楽になったりは繰り返しており、1週間前より痛みを常に感じ、だんだんと辛くなってきていた。
・身体をかがめて靴下を履く姿勢が辛い。
・寝ている姿勢はどうすると楽かわからないということでしたが、寝返りをしようと動き出すと辛い。
・右側ばかりが痛かったが左にも痛みが広がってきた。
・右側は股関節・太ももの前面にも違和感(シビレ・痛みでもない、モヤモヤ感)をカウンセリング中に思い出したように教えてくださいました。
・座っている姿勢は手を太もものほぼ真ん中につき肘を突っ張っていました。
これらの症状から腸腰筋を疑いました。
ほぼ、典型的な大腰筋の症状なのですが、主に膝が胸に近づくという筋肉が縮む動作が辛くなってしまいます。
腸腰筋は大腰筋(上腹部)と腸骨筋(下腹部)からなるものです。

施術は鍼治療で、当院で用意している特注の長い鍼を使って腰からお腹のほうに入れていきます。(大腰筋)
するとトリガーポイント治療特有のズーンという、なんともいえない感覚が右股関節・太ももの前面にも出現しました。
周りの筋肉や下肢の筋肉にも鍼を刺してそれぞれ15分ほど刺したまま置いていきます。
直後から楽さを感じていただけました。
その後、1週間間隔で来ていただき、2回目の来院時の治療前には痛みは半分ぐらいに
3回目の来院時治療前には、痛みはなくなっていたので、患者様のご希望もあり鍼ではなくマッサージを全身的に行い治療終了です。
悪い筋肉は短縮する姿勢で痛みを出します。
そのことから腸腰筋の悪い人の典型的な座位姿勢は足を伸ばして、骨盤を寝かせて背もたれにだらんと寄りかかり胸~膝を遠ざけようとします。
前述の座り方は、ちょっと違いますが、
すぐに立ち上がれるように備えながらも前には倒れないように手を突っ張っていたのではないかと考えます。
それからこちらの患者様は1ヶ月前から重たさを感じていたということで、やはりこじらせる前にケアできていたらと思ってしまいます。
不調を感じましたら、早めにfeelにご連絡ください。






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