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ばね指

2014-08-20

皆様、こんにちは。
フィール 横浜本院の加藤です。

身の危険を感じるような暑さですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

本日は、指の関節が曲げ伸ばしに合わせてカクカクと引っかかってしまい、痛みも引き起こす
「ばね指(弾発指)」という症状の患者様についてお話したいと思います。

その方は、何年も前からこの症状で、調理を仕事としていたため包丁を繰り返し使う動作で不便を感じていました。
過去には、患部(親指の第二関節手のひら側)にステロイド注射を行ったことがあり、効果を感じなかったことから、手術を勧められたそうです。

お店を閉めるわけにいかないのと、手術後の状態を心配して手術はせず、ずっと我慢されていました。
当院で治療を開始したきっかけも腰下肢痛で、指の事は初めは仰られず、あきらめていたという事でした。

指の症状を相談された際には、鍼治療をおススメしましたが、以前の注射の痛みが忘れられず絶対に嫌だということ。
実際に診せていただき、触らせていただいた結果、引っ掛かりを感じている患部を圧すると
痛みがあり、「そこそこっ!」とご本人。
細かいところなので、先のとがったマッサージツールで(写真参照↓)腱の周りをマッサージ。
3分~5分くらいでしょうか。微妙に位置を変えながらこするようにマッサージ。
その後も肘の方まで、手で揉んでいきます。
1回目終了後は、「なんか効いてそう」とのこと。

2回目(一週間後)治療前に「朝起きたてだけになった」
、この日も同様に行い、引っ掛かりも痛みもなくなりました。その後もしばらく違う部位のケアを定期的に行っていましたが、3ヶ月経ってもぶり返す事はありませんでした。

手指を動かす際には、腱といわれる紐によって指の骨が引っ張られて、腱のまたぐ関節を動かします。
この腱が動く際に、浮き上がり防止や滑らかな動きをするために、腱は「腱ショウ」というトンネルを潜っています。ショウとは「鞘」という字で、「サヤ」を意味します。
腱が刀で、腱鞘が鞘の関係です。

ばね指とは、腱(刀)にコブが出来て、腱鞘(鞘)に引っかかってしまい、滑らかに動かない状態です。

原因は、使いすぎといわれ、妊婦さん、糖尿病、腎透析患者など女性に多いといいますが、どれも血流の問題が出てくる基礎状態です。

どうしてコブが出来ているかという事ですが、繰り返し刺激を受けて、ただでさえ血の巡りが悪くなっていた親指を曲げる長拇指屈筋腱の関節部分が上記の基礎疾患により、また寒さや過労により更に血流が悪くなってむくみのように膨らんでしまうと考えます。

これを、マッサージにより改善する事が出来ました。
「むくみを取った」ととてもシンプルな考え方ですが、きちんと悪い部分を見つけ、適切な刺激を入れられるかに尽きます。
状態によっては、鍼治療をおススメさせていただく場合もございます。

症状のある方は、もみほぐしではない治療的なマッサージを受けにいらしてください。



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